2012年1月「たつ・しあわせの年」作品展の時(その1)

宇宙描吾子にとって、この作品展は個展として4回目でした。過去3回の会場とは場所を変え、心機一転の心構えで臨んだ作品展でした。

ご案内のリーフレットのご挨拶にこう書いてあります。

今年は「たつ」年。「龍(たつ)」の年。
または、起き上がる「起つ」の年。
悪縁や甘えなどを「絶つ」「断つ」年。
仕事面や経済的に自立する「立つ」年。
新たな家が「建つ」年など。
人それぞれが幸せになる「たつ」年になりますように・・・。
私も「絵描き」「絵師」として自他共に呼んでいただけるよう
一念発起「起つ」年にします。
絵画を通じて、御縁をいただく方々と共に
なやんだり、よろこんだりしながら
「しあわせ」を描いていきたいと念(おも)っています。

吾子(当時は、ゆうこでしたが)は、この作品展をすることを前年の9月頃に決め、会場の予約をしていました。
しかし本人は、この後から大スランプで、特に11月から12月中旬頃がひどかった。
その時、とある方が「落ちたくないと思うからいけないよ。とことん落ちるところまで落ちたらいいんですよ。それ以上落ちないから」と励ましの言葉か、冷たい言葉か、紙面で書くとわからなくなりますが、言葉って不思議なもので、音の響きで、愛情があるのです。
すごい言葉だったのでしょう。それから描いた絵は、この私(心吾)は目の当たりにしていますのでその一部始終が記憶として鮮明にありますが、とにかく吾子はすごい絵、力のある絵をたくさん描きました。たった1ヶ月ほどで。
その中の一枚をご紹介したいと思います。
「回天之力」(かいてんのちから)というタイトルの絵です。龍が手で掴んでいるのは太陽なのか月なのかは、私(心吾)には判りかねますが、とにかく雲龍がガッチリ掴んでいます。これはすごいことだと思いませんか。天をひっくり返すほどの力のことを「回天之力」って言うんですね。自分の置かれた状況・境遇がとことん良くない。でも今、負けない心を持ち、自分にファイトって励ましてくれる。
ふと、「中島みゆき」の「ファイト」って歌と、「回天之力」という意味と、繋がる感じが私(心吾)にはします。
その「ファイト」の歌の中に、滝を登っていく魚(鮭)のことが詩になっています。剥がれた鱗も、光ってみえるよって。
その傷も輝いてみえているよ。心の傷も経験、生き抜いてこそ誇れる証だと。
辛いことは誰でもいやなことです。避けて通れない辛いこと、受けてしまったことに、どう向き合うか。
心吾には、この「回天之力」という絵には、その答えがあるように見えます。

しあわせみつける「祥いわう慈贈カード」のメッセージ集の表紙絵にもなっています。

 

 

 

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